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2005年03月11日

アレキサンダー

弓映画としてチェックを入れてた「アレキサンダー」がもう公開終了とのこと、
慌てて映画館に。以下感想。

所はエジプトのアレキサンドリア図書館。
プトレマイオスが昔を思い出してアレキサンダーについて語るのを記録係の人が
ピッタリ張り付いてパピルスに筆記している。どうもこの映画は全て回想シーンのよう。
序盤はアレキサンダーの少年時代。ギリシャ風レスリングの練習風景や
神殿の遺跡っぽい所に座ってアリストテレスの授業とかギリシャ分たっぷり。
いや正確にはマケドニアなのでマケド分たっぷり。

人間関係のゴタゴタその1を経てガウガメラの地で最初の大きな戦い。
25万のペルシア軍に、4万のマケド軍。そこでアレキサンダーは歩兵・長槍兵で
密集陣形をとり敵のメイン部隊をひきつけ、開いた陣の空白に少数の騎兵で
突っ込んで王の首だけ狙う作戦。まあ要するに桶狭間。

密集陣形を見てダレイオス王「何か勘違いをしているようだな」ペルシア軍は矢の雨。
こうかは ばつぐんだ!
続いて鎌付き戦車。馬に引かせるチャリオットだが車軸に物騒な刃。
ちょっと横を通るだけでスパスパスパ。でも部隊に真正面からぶつかると
車がつんのめって御者が空中に吹っ飛んで槍兵の中に突っ込んでブスリと。
少数ながらマケド軍には精鋭スリンガーが居て騎兵を落としていた。上手過ぎ。
ペルシアのラクダ騎兵の群れってなかなか他の映画では見られないのでは。
しかし威勢良く嘶いても「ブエー」「ボェー」ラクダは癒し系ボイスだと思う。
アレキサンダーはかなり接近に成功、ダレイオスに槍を投げるも避けられる。
しかしさすがにマズイと思ったかダレイオスの馬車は逃げ出す。
これで戦況が変わって勝利っぽい。ペルシアに名将は居ないのか。

後日アレキサンダーご一行はペルシア帝国の首都バビロンに入る。
民衆の熱狂的な歓迎はもとより現代の目から見ても栄えすぎ。
王宮デカ過ぎるし。地味にかすんで見えるのはなんばパークスかと。
で、ここよりしばらく人間関係のゴタゴタその2。いよいよホモ映画。
ヘファイスティオンといちゃついてる所を婚約者に見られるとか
これは一体何の昼ドラかと。BLの描写が苦手な人はご遠慮下さい。

後半の大きな戦い、インド戦。この辺りもはや軍が疲弊しきっている。
ジャングルを騎兵が駆け抜けていくといつの間にか馬だけ。木の上に弓兵。
司令官が必死で歩兵を奮い立たせようとしているものの、森の奥から地響き。
そしてリアル象騎兵の群れ。エルフ一人で墜ちるようなCGとは訳が違う。
槍兵の陣に横から突っ込んでバキバキバキバキと威勢良く折りまくったり
横に兵士がぶら下がってたり鼻で兵を掴んで放り投げたり踏んだり。意外と多彩。
歩兵もやられっぱなしじゃなく鼻を切り落としたり頑張ってはいる。
アレキサンダー率いる騎兵部隊が、馬が象をを恐れて先進んでくれない。
愛馬ブーケファラスはよく頑張った。結局やられたけど。

プーさん(プトレマイオス)の言ってたように、ここで死んでれば伝説だった。
最期は結局こうなったかと。
非常に駆け足の大河ドラマ。AoM好きだったら戦闘シーンだけでお腹いっぱい。
宴会シーンがやや多いような気がした。いや美術に隙は無いけどね。

次はどれにしよう。宝捜しか日本海軍か。

投稿者 swintarow : 2005年03月11日 23:47

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